日本の競馬も海外の競馬もブックメーカー
競馬好きの人が抱える悩みの一つに「レースがない日が退屈で仕方がない」というものがあります。なまじ熱中している趣味があるとそれを楽しめない日は色褪せてしまうものですね。
そんな人におすすめなのがブックメーカーです。
ブックメーカーは欧米で人気の賭け屋です。ブッカーと略される場合もあります。最大の特徴は日本の公営賭博と違って運営元が胴元ではないということです。運営は掛け率を提示して客の投票を募り、結果に応じて配当を行います。そのためフットワークが軽く賭けの対象となるジャンルも様々です。野球、サッカー、アメフトなどのスポーツの勝敗は定番ですし大統領選挙やノーベル賞受賞者なども人気です。
もちろん競馬も対象です。何しろブックメーカーは元々ニューマーケット競馬場でハリー・オグデンが始めたのがその起源なのです。多くのブックメーカーはインターネットから賭けに参加することができるので、これを使えば日本にいながらにして世界のレースを楽しむことができます。
その人気の高さは2008年にJRAが払い戻し率を特定レースに限ってですが80%まで引き上げたことで明らかです。どういうことかというと公式の払い戻し率が低いと、みんな胴元であるJRAではなくブッカー経由で賭けてしまうのでそれを避けるために払い戻し率を引き上げたのですね。
またブッカーはスポーツ観戦の楽しみを高めてくれます。配当のオッズやその変動を見ることで、世界中の人たちがどちらの方がより優勢であると感じているかがリアルタイムで分かるからです。実際に賭けたりするのは抵抗があるという人も贔屓のチームをオッズを確認したりしてみると、自分の好きなスポーツのことをもっと好きになれるかもしれません。