日本にはブックメーカーの法律がない

ブックメーカーとは何か、もう一度おさらいをしましょう。
簡単に説明すると、競馬で世界中のレースに賭けることができるサイトのことです。ヨーロッパには多くの店舗があり、店舗で賭ける事も可能です。
競馬の知識がある方は、投資になる可能性もあります。事実、ブックメーカー投資を専門として稼いでいる人もいます。
ここで一つ、抑えておかなければいけないのは、違法ではないのか?ということです。
日本の憲法では、競馬などの公営ギャンブル以外の賭博行為は禁止されています。刑法185条には、「賭博をした者は50万円以下の罰金または科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときはこの限りではない。」とあります。
ということは、実際にリアルマネーを賭けるブックメーカーは違法なのでは?と考えてしまいます。ですが、今のところ黒でも白でもないのが現状です。
胴元にあたるブックメーカーはオランダ・キュラソーやイギリス・マン島で運営をしていて、オランダやイギリスでブックメーカーは合法だからです。
日本国内でブックメーカーを運営することは違法になるが、海外に胴元があるブックメーカーに日本人が参加することを規制する法律はないからという理由です。事実、日本人が海外旅行へ行ってカジノをしても罪には問われません。
現在の刑法には日本国内から海外のブックメーカーに参加することを規制する法律はないということです。